このページでは「女性ホルモン」についてお伝えしていきます!
女性ホルモンはエストロゲン(卵胞ホルモン)とプロジェステロン(黄体ホルモン)の2つがあります。
【エストロゲンの作用】
・子宮、卵管、子宮頸部、膣の成熟と機能維持
・思春期における女性第二次性徴の発達
・乳房の発達
・妊娠の維持
・骨粗鬆症の防止
・自律神経の保持
・コレステロールのバランスを整える
・肌のはりや艶を整えるなど
【プロジェステロンの作用】
・乳腺の発達
・体温の上昇
・傾眠
・体内の水分保持
・気分の不安定
特に女性は女性ホルモンの影響でからだに様々な悩みが併発する場合が多いことが知られています。
・PMS(月経前症候群)
・子宮内膜症
・貧血
・食欲不振
・摂食障害(拒食、過食)
・皮膚の乾燥
・乳、子宮、卵巣がんなど
女性ホルモンは女性器だけでなく、筋肉・腱や関節にも作用します。
筋肉と骨の間には腱という組織があり、その腱の周りは腱鞘という保護膜に包まれています。
この腱鞘は中の腱の通りを良くする働きがありますが、プロジェステロンが増加すると腱鞘は収縮させる作用があります。
そういった状況下で、手の使いすぎたりすると腱鞘炎につながるリスクがあります。
エストロゲンにも組織自体を滑らかに保持するという作用がありますが、そのエストロゲンが減少すると手根管症候群や関節リウマチ、骨の変形といったリスクがあります。
そして古代よりいくつかのハーブは女性ホルモン様の作用があるとされてきました。
シャタバリ(asparagus racemosus)
母乳産生の促進、子宮出血、月経前症候群など。
レモンバーム(lemon balm)
不安、不眠、プロジェステロン様作用など。
セージ(sage)
更年期の顔面紅潮(ほてり)、月経痛など
スパニッシュセージ(salvialavandulaefolia)に含まれるゲラニオールには、エストロゲン様作用の可能性があります。
ラベンダー(lavender)
鎮痛鎮静作用、睡眠促進、月経痛、筋肉の弛緩など。
甘草(licorice)
出血、プロラクチンホルモン値の異常、更年期症状、慢性疲労症候群、エストロゲン様作用など。
ジャーマン・カモミール(german chamomile)
不眠、膣感染症(膣炎)、創傷治癒、線維筋痛症、腸内ガス、月経痛、情動不動など。
※必ず医師の指導に従ってください。
Linda S. Costanzo(2019) 『コスタンゾ明解生理学』 林俊宏,高橋倫子監訳,エルゼビア・ジャパン株式会社.
(2019)『健康食品・サプリ[成分]のすべて ナチュラルメディシン・データベース』田中平三,門脇孝,久代登志男,篠塚和正,山田和彦,松本吉郎,尾﨑治夫,渡邉和久監訳,同文書院