柏市で根本改善なら「整体院桜里~ohri~ 柏院」

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カルシウムは、骨格形成や神経の伝達、筋肉の収縮の際にとても大切なミネラルのひとつです。しかし、これらはバランスがとれている条件下の話です。

カルシウムのバランス調整役はマグネシウムです。
カルシウム✖マグネシウムの他にも、銅✖亜鉛、カリウム✖ナトリウムといったように、あるミネラルには特定の相方、調整役が存在します。
これらを、ブラザーイオンといいます。

こういった背景があるので、『健康にいいから』と謳い、同じ食品を日々摂り続けることは良くないのです。
そして、このブラザーイオンのバランスが崩れると、不調をきたします。

例をあげますと、何もしていないのにこむら返りをする方です。
カルシウムは力を入れる時に必要で、マグネシウムは力を抜く時に必要です。

こむら返りをする方は、カルシウム過多もしくはマグネシウム不足を疑います。

現代人は飲酒、喫煙、添加物の摂取、薬剤などの代謝、排泄によりマグネシウムは身体の中で浪費されています。
加えて、あからさまなカルシウム贔屓のコマーシャルやメディアの宣伝、サプリメントや、カルシウムだけの食事・薬剤指導などによってカルシウム過多、マグネシウム不足に陥っているケースが多いと考えられます。

カルシウムとマグネシウムのバランスは2:1の比率が理想といわれていますが、こういった現代の生活環境を考慮して、1:1でもいいと私は考えます。

牛乳のカルシウム✖マグネシウムの比率は10:1、プロセスチーズに至っては30:1です。
これをバランスの取れた食品と言えますか?
嗜好品程度に考えるべきです。

加えて、日本人の8割は乳糖不耐症といわれています。
これは、乳製品に含まれる糖質の処理が苦手ということで、許容が出来ない人ほどお腹をくだす傾向にあります。
それらを排泄する際には、マグネシウムも多く排泄することになり、結果マグネシウム不足になることが予想されます。

強い痛みや痺れ心の問題仕事上での大きなプレッシャーがあるなど、非常に強いストレスを抱えている方は、よりカルシウム✖マグネシウムバランスを考えなければいけません。

なぜなら、人は強いストレスという条件下のもと、マグネシウムが不足していると、そのマグネシウムがカルシウムに置き換わり、結果的にさらに筋肉の緊張を引き起こします。

私たちがストイックな食事・食品制限を推奨しない理由は、制限をかけたことによるストレスが、身体に大きくデメリットとして発現するからです。
カフェイン依存、糖質依存も同じです。
完全に制限するのではなく、徐々に量を減らしましょう。

私たちは施術中に“力を抜きたくても抜けない患者様”に直面することがしばしばあります。
水分不足も疑いますが、身体の内側でカルシウム✖マグネシウムバランスが崩れていることも予想します。

このような場面において、

『普段から健康に気を付けて何か取り組んでることはありますか?』

と質問すると、

『牛乳やヨーグルト、サプリメントでカルシウムを積極的に摂っている』

などと回答される患者様が多いです。

膝や軟骨に良いと言われ、飲んでいるサプリメントや健康食品にも、
【〇〇酸カルシウム】“だけ”の表記はございませんか?
マグネシウムもバランスよく配合されていますでしょうか?
もし【酸化マグネシウム】と表記があっても、生体での利用率はとても低いので意味をなしません。
時折、緩下剤で【酸化マグネシウム】を服用されている方がいらっしゃいますが、上記で述べた通り生体利用率が低いうえ、脱水・排泄を起こしますので、逆にマグネシウムは身体から出ていきます。
※医師の指導の元処方されていますので、勝手に控えることはお辞め下さい。

カルシウムは生きていくには必要不可欠なものです。
しかし、バランスを崩している方が圧倒的に多いです。
カルシウムとマグネシウムは、バランスよく摂取しましょう。

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